2015-10-01 22:00:10
「
汚屋敷の兄妹」の連載開始
主人公は山端賢治と真穂の兄妹。要所要所で視点を切替えて話が進みます。
【閲覧注意】ゴミ屋敷を大掃除する話なので、全体的にばっちいです【ゴキ・汚物】
害虫の類が色々と出てくるので、苦手な方は読まない方がいいと思います。そんな話。
山端さんちの庭は、産廃置場同然、一階の床可視率は0%。
ゴキブリ無限増殖システムを備え、室内には独自の生態系が形成されていたりなんかもします。
10万字ちょいある文章の3分の1くらいがゴミの描写のゴミ小説。ゴミが主人公か。
敢えて行間を開けず、ぎっちぎちに書いて、ゴミの圧迫感を出してみたり。
でも、流石にそのゴミビジュアルをそのまんま描くのはどうかと思い、間取り図で模式的に。
青線=窓だが、開けられる所はない。
南側全面が縁側になっている筈だが、雨戸を開けられないので全面壁状態。
※茶色=収納家具やガラクタや、ゴミ等の堆積エリア。
※黒色=部屋の存在すらよくわからない不明なエリア。
「
野茨の血族」に登場する三つ子(主人公の父と叔父)の母方の親戚の話。
「野茨の血族」を読んだ方なら、真穂たちの親戚が何者か、ご存知だと思います。
この話での登場はもうちょい先ですが、王子様が爆炎系の魔法でゴミを一掃してくれたり、ムルティフローラ王国軍の近衛騎士・双羽さんが、掃除のおばちゃんと化して、洗剤で無双したり、破竹の勢いで大掃除が進みます。
魔法が使えなくても実行可能な掃除のコツとかも、少しは書いているので、大掃除の参考になったりならなかったり。
明けない夜はありません。
コツコツ片付け続ければ、どんなゴミ屋敷でも、必ずきれいになります。
読了後、膿を出し切ったスッキリ感を味わっていただけましたら、幸いです。